『AutoCAD』を現場でやむを得ず使う人のためのガイド

平成15年3月

設備システム研究会

WG2「AutoCAD勉強会」


はじめに

「この現場はAutoCADを使え」、といわれることが最近多くなってきました。
以前から建築はAutoCADが主流でしたが、「使え」といわれることはさほどありませんでした。

状況がにわかに変わってきたのは、建築で、AutoCADの外部参照やペーパー空間といった機能を使うことが一般化してきたためです。
残念ながら、現在の設備CADで、これらの機能に完全に対応できているものはあまりありません。

その結果、現場では、慣れないAutoCADをやむを得ず使うといった状況に陥ります。
さすがに施工図については勘弁してもらうとしても、せめてプロット図については何とかしたいといったところではないでしょうか。

とはいえ、使い慣れないCADを使うのは大変なことです。
特に、AutoCADの概念や機能は、いつも使っている設備CADとは少し(かなり?)違いますから、なかには最初の一歩で躓いてしまう人もいるかもしれません。
本来、CADは生産性の向上のために使われるべきものなのに、結果的に逆になってしまうとしたら残念なことです。

「そのような結果を少しでも減らしたい」、これが、今回私達がこのガイドを作った理由です。
ガイドは、必要最小限の操作マニュアルをベースに、いくつかのQ&Aを付け加えたものとしました。
軽量ですが、その分、手間をかけずに利用していただけるのではないかと思います。
孤軍奮闘の現場の人のお役に立てれば幸いです。


目次

1.『AutoCAD』をちょっと操作するための簡易マニュアル
1.1注意
1.2初期設定
1.3開く
1.4見る
1.5距離を測る
1.6修正
1.7追加
1.7.a線を書く
1.8部品利用
1.9印刷
1.10保存
1.11外部参照(040930追加)

2.Q&A
2.1AutoCADってどんなCAD?
2.2ByLayer(バイレイヤー)とByBlock(バイブロック)とは?
2.3印刷スタイルとByColor(バイカラー)とは?
2.4色番号と色の対応は?
2.5ブロック図形の色を変えるには?
2.6外部参照とは?
2.7ペーパー空間とレイアウトとは?
2.8AutoCADで最低限の知識でプロット図を作成するには?
2.9AutoCADで使われるファイルの種類は?
2.10LTでダクト部材を使うには?


WG2「AutoCAD勉強会」メンバー

近藤(アイティフロンティア)
高木(アイティフロンティア)
吉田(川崎設備工業)
太田(三機工業)
リーダー三木(須賀工業)
村上(須賀工業)
田中(第一設備工業)
後藤(大成温調)
佐野(竹村総合設備)
尾上(西原衛生工業所)
土井(西原衛生工業所)
八幡(富士通愛媛情報システムズ)
大藤(丸紅設備)
(レモン)
大久保(レモン)