私の趣味は、先日シス研に寄稿された｢ショウ｣さんと同様に、長年20年間連れ添った愛車を手放したことから変化しました。日産FAIRLADY｢Z｣VersionT-5M-ATを30年以上保有し、いずれはビンテージになるかと維持してきましたが、ほとんど乗らず車庫に眠ったままでしたので、一昨年ついにネット販売で売却しました。その後、約1年間は代替車を購入していませんでしたが、やはり必要性を感じ、トヨタ系スポーツタイプやテスラの電気自動車を候補に試乗を繰り返しました。しかし人気車種は納車まで1年待ち、値引きもゼロという状況。思案していたところ、展示1か月の車を｢決算期なので納期1か月で販売可能｣と提案され、内装マットや外装コーティングのサービス付きで即決しました。購入したのはトヨタ｢IS-300h Black-Sports｣､スポーティな低めの車体に、流行のマット調ダークグレーが映える1台です。車好きは今も変わりませんが、定年後の趣味の中心は｢旅行｣へと移りつつあり、この車も国内旅行の良きサポート役の相棒となっています。

趣味の変遷を振り返ると、サブコン勤務時代の後半は｢テニス｣と｢車｣。ただ、仕事が忙しく長期休暇は取りづらく、旅行は家族と近場へ出かける程度でした。 定年後は再就職を経て比較的自由に休暇が取れるようになり、趣味の中心は｢旅行｣へ。特に退職直後は平日発の格安ツアーを活用し、これまで行けなかった海外へ出かけました。当時は円安でもなく、格安航空券も利用でき、訪問先は以下の通りです。

特に印象的だったのは、娘が暮らすサンディエゴを拠点とした西海岸縦断旅行です。 レンタカーでサンディエゴからサンフランシスコ、ヨセミテ国立公園、セコイア国立公園、ロサンゼルスまで巡りました。
3泊4日で走行距離は2,000km。レンタカー会社も驚く距離でした。サンディエゴでは夏、サンフランシスコで秋、ヨセミテで秋から冬、セコイアで雪の冬、そして再びロサンゼルス・サンディエゴで夏になり短期間で四季を味わえたのは忘れられない体験です。壮大な自然と西海岸のリゾートの両方を堪能できました。

コロナ時期とコロナ後は普段あまり出かけていなかった国内の観光地を中心に次の各地に出かけました。
コロナ禍(2019〜2021年)は、京都/奈良、四国周遊、北陸(和倉･能登)、松島/奥入瀬、沖縄(八重山諸島)・十和田/青森など国内を中心に。
コロナ後(2022〜2023年)は、萩/津和野/宮島、九州各地、伊勢志摩・京都/滋賀/近江、北海道(札幌/支笏湖)、四国名城巡り、会津/磐梯山/松島、富山/飛騨高山/金沢、山陰(出雲大社/足立美術館)、伊勢志摩、有馬温泉と関東近県などを訪れました。 最近(2024〜2025年)は新しい車で、安価な会員制リゾート施設を利用して月2回ほど(湯河原･箱根･山中湖･蓼科)などに旅行に出かけています。利用料は民宿並みで、露天温泉や観光、静養を楽しんでいます。

このように退職後は、かつての｢車｣中心の趣味から｢旅行｣中心へと変化しました。ここ数年の円安で海外旅行には費用的にも行きにくくなってきましたので、最近は家内と家族での国内近県旅行が楽しみとなっています。

また、若かりし頃の仲間とも一昨年2月に久しぶりに再会し、オールドミーティングに参加しました。その際の写真も掲載させていただきます。