コラム「ポリオミノ」

2020/07/15
非営利活動法人 設備システム研究会
三木秀樹


説明しよう、ポリオミノとは、ポリ(poly: 多くの)オミノ(omino: 正方形がつながった形)だ。
ってゆーか、例を挙げるとこーゆーもの。これは、ポリオミノの部材を枠に入れるパズル。このパズル、私が中学生の頃に結構流行していた。なので、オジさん世代なら、懐かしくてウルウルするとかしないとか。
写真 ポリオミノパズル(2020年1月)
「何だ、また昔話かよ」と叱られそうだが、これは「施工図作成の自動化」の延長にあるのだ。配管やダクトは書ける見込みがついたけど、施工図を作るには機器も書かなきゃならない。つまり、形や大きさが異なる複数の機器を限られた空間に上手く配置しなきゃならない。うーむ、難しいなー、とボンヤリ考えていたら、ふと閃いた。そうだ、それって、このパズルを解くのと同じじゃん、と。私って天才、とはもう思わなかったけど。
一旦閃くと、あとはそれほど難しくない。素人のプログラムだから計算には時間がかかるが、なぁに、お爺さんはヒマだし。
写真 ポリオミノパズルを解くソフト(2020年1月)
「こんなパズルが役に立つのかよ」と叱られそうだが、実際にポリオミノパズルを解く手法は、電子基板への部品配置や、鉄板などの板取リにも使われているそうだ。改めて調査をすると、同様の手法は既に当たり前のものだと分かるのは、前にもあったから、平気さぁ。
かくして、配管やダクトに加えて、機器も書ける見込みがついた。これでまた自動化に一歩前進だ。やったね。