誕生して1年のシステム研究会に期待します

 

特定非営利活動法人設備システム研究会が平成19年9月4日に発足しました。

 

その目的及び事業が次のように述べられました。

「この法人は、建築及び建築設備専門工事業の技術関係者や一般市民に対して、

専門分野の情報をデータベース化し、インターネット・ホームページセミナー、

講演会の主催や運営を通して、幅広く情報を提供する事業を行い、学術、文化

の振興や職業能力の開発のみならず、情報化社会の発展等、広く公益に寄与す

ることを目的とする。

 

この法人は、上記の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。

(1)科学技術の振興を図る活動

(2)情報化社会の発展を図る活動

(3)職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動

(4)以上の活動を行う団体の運営または活動に関する連絡、助言又は援助の活動」

 

この趣旨に沿い、会員の皆様はWGを結成し、活動され、平成20年66

「第一回定期総会」が南部労政会館で開催され、理事改選、事業報告、事業収支、

事業計画、収支計画等が審議されました、

以来、WGは活発な活動がなされ発足して一年が経過しました。

この間に世界はサブプライムローンで金融不安に、石油価格高騰で原材料の価格

上昇に伴う経済不安が生じたものの、環境問題・テロ問題を抱えていた北京オリ

ンピックは成功裡に終わりました。

 

一方、国内に目を向けてみると、経済成長は鈍化の傾向となり、都市と地方との

格差の問題、賃金の問題、物価の上昇の問題等が生じています。

また、洞爺湖サミットを開催し環境問題を中心に日本主導で世界にアピールしました。

その福田首相も9月に辞任しました。

 

一年経過することは、それなりに国の内外をかえりみると、大きな変化があるな

あと驚きを禁じえません。

建設業界はトンネルを脱出できず、先は見えません。この業界は必要な基幹産業

です。日々の研鑽が大事です。特に設備産業は環境問題を中心に重要性を増して

きている時に、このシステム研究会は社会にアピールできる団体であり、必要と

される団体です。

益々頑張れる研究会です。

多種多様な経験を持っておられる人、特異の分野で秀でておられる人、組織を

任されておられる人等々の基、未来の設備システムの構築を目指した集団として

着実な成果を期待したいものです。

 

理事 鈴木 宏尚